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腸内細菌を整える☆②

続々(≧▽≦)腸内細菌とは、、?

 

【腸内細菌には善玉と悪玉がある】

腸内細菌とは、腸の中に棲み、様々な働きをしている菌のことです。「細菌」といっても、チフス菌とかコレラ菌のような感染症を起こす菌とはおおいに異なります。

腸の中には約100種、100兆ほどの腸内細菌がいると言われ、それぞれがビタミンやミネラル、タンパク質などを合成しながら、腸の活動を調整し人間の生命維持活動を行なっています。その腸内細菌の中で、人間の健康にとってよい働きをするものを善玉菌(有益菌)、悪い働きをするものを悪玉菌(有害菌)と呼んでいます。善玉菌の代表はビフィズス菌などの乳酸菌で、反対に悪玉菌の代表と言えばウェルシュ菌やクロストリジウム菌などの腐敗菌です。腐敗菌は便秘や下痢の原因になり、タンパク質を分解して発ガン物質を作ったり、老化を早めたりすると言われています。

問題は善玉菌が減ると悪玉菌が増えてしまうことです。生後1週間の乳児の腸内は90%以上ビフィズス菌で占められていますが離乳期を過ぎると10%前後に減り老人になると1%以下に減少し、その代りに悪玉菌が増加してきます。腸内細菌を善玉菌優位の状態に保つことは老化やガンの予防に有効といえます。