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癌細胞の成長の速度

今まで「予防」という観点でしが、今回は「進行」に観点を当ててみようと思います。

 

癌細胞が生まれた時は発見しずらいと言いますが、発見されるまでどれぐらいの速度で細胞が大きくなるのでしょうか。


※引用元:http://www.paci-gan.com/kiso/1511/

 

癌細胞は細胞分裂を繰り返しながら大きくなっていきます。癌細胞が2倍の体積になるまでにかかる時間を「ダブリングタイム」と言います。日本語で表すと「腫瘍倍増速度」です。

癌細胞は1個⇒2個⇒4個⇒8個⇒16個といった具合に、細胞分裂を繰り返して大きくなっていきます。ダブリングタイムが短いほど、がんの増殖速度が早いことになります。

1個のがん細胞の直径はおよそ10ミクロン(0.01ミリ)です。これが細胞分裂により2倍の大きさにになるまでには、数日から数年かかるとされています。

例えば、乳がんの場合、ダブリングタイムが100日前後かかるものが多いと言われており、がんが検査で見つかる大きさの約1センチに育つまでには、ダブリング回数が約30回必要です。

「100日×30回=8.2年」ということで、ダブリングタイムが100日の場合は、癌細胞が生まれてから8年後に1センチになります。がんができた部位やその人の状態によっても癌細胞の成長速度は異なりますが、1センチに成長するまでにはおよそ10~15年かかると言われています。

 


一概にどれぐらいとは言えませんが、その速度を緩めるコツは「普段からの防止」ということなんですね。長生きしたいと思う方は、是非日々の積み重ねをしていきたいですね。