がん予防情報☆

さまざまながん予防を紹介☆

ニンニクと愉快な仲間たち⑥

引用元は①参照☆

 

【ニオイの元のイオウ化合物にガン予防効果が報告】

アリシンを初めとして、ニンニクには多種類のイオウ化合物が含まれています。その中のジアリルスルフィド、アリメチルスルフィドなどのイオウ化合物に、発ガン物質を不活性化する酵素や、体外に排出する解毒作用を促進する作用が報告されています。

動物を用いた発ガン実験では、いろんなガンの発生予防効果が報告されています。例えば、発ガン物質である4-nitroquinoline 1-oxide (4NQO)をオスのラットに投与して舌ガンを発生させる実験で、ニンニク (250 mg/kg, 経口, 週3回)を摂取したラットは、発ガンのイニシエーションとプロモーションの両方の過程が抑制されました。腫瘍組織内の、抗酸化酵素(グルタチオン・ペルオキシダーゼやグルタチオン・S・トランスフェラーゼ )や抗酸化物質(還元型グルタチオン)の組織内濃度が増えており、脂質の酸化が抑制されていたため、ニンニク成分は抗酸化力を高めることによって、発ガン過程を抑制することが示唆されています。