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子宮がんの概要

病気のことを知ろうシリーズ☆

 

「子宮がんの概要」

 

子宮は赤ちゃんを育てる臓器ですが、イラストのように「子宮」と、子宮への入り口の「子宮頸部」に分けられます。

子宮の内側の膜にできるがんを「子宮体がん」、子宮頸部にできるがんを「子宮頸がん」といいます。

子宮体がんは女性ホルモンが深く関わっており、毎月の生理(月経)で剥がれ落ちる子宮内膜の細胞ががん細胞に変異したものです。閉経後・閉経が遅い・初潮が早い・高血圧・糖尿病・月経異常などが発生リスクを高めるといわれています。

子宮体がんになる人は40歳以上の女性で多く、60歳代~70歳代がピークの年代になります。

子宮頸がんはほぼ100%が、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染によるものと明らかになっています。

このウイルスは性行為によって感染しますので、ほぼすべての女性に感染の可能性があります。HPVはすべての女性の約80%が一生に一度は感染しているというデータもあるほどです。

子宮頸がんは20歳代~30歳代の若い世代に多く、年々増加傾向にあります。子宮頸がんはHPVの感染を予防するワクチンがありますので、予防できるがんです。

 

子宮がん(体部・頸部)の特徴・症状・診断・治療法

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子宮頸がんは、20〜30代の若い世代に多いのですね。

ぜひ、予防のためにワクチンをうちましょう。