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食道がんの治療法

病気のことを知ろうシリーズ☆

 

食道がんの治療法」

 

食道がんの治療法では、従来は首、胸、腹と3つの部位を開く「3領域郭清」という手術方法がとられていました。

がんができた食道を切除すると同時に、各部のリンパ節を丁寧にかきとる方法ですが、とても大掛かりな手術になり、患者の肉体的負担が大きいというデメリットがあります。

そこで現在では、胸腔鏡と腹腔鏡による手術がとられるようになってきました。

これは開腹手術を行わずに、胸やお腹に数箇所穴を開け、その穴から胸腔鏡と腹腔鏡を入れ、がん細胞やリンパ節の切除を行うというものです。

この手術法により、手術による患者の負担や合併症の発症率がかなり低くなり、回復も早くなっています。

また、抗がん剤による化学療法や放射線療法・レーザー療法・電気凝固法などが併用されることもあります。

 

食道がんの特徴・症状・診断・治療法

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少し前までは、大掛かりな手術が当たり前で、

合併症などにもかかりやすかったのですね。

 

現在では胸腔鏡と腹腔鏡による手術があり、

やはり患者さんの体の負担や、術後のことを大切にしているのですね。