肝臓がんの治療法
病気のことを知ろうシリーズ☆
「肝臓がんの治療法」
肝臓がんの治療法では、肝臓の全部または部分切除、経皮的局所療法(エタノール注入療法(PEI)やラジオ波焼灼術(RFA)など)、肝動脈塞栓が肝臓がんの3大治療法となっております。
肝臓の全部または部分切除
肝臓の手術法
肝臓の全部または部分切除については、肝臓は非常に頑張り屋さんな臓器で、一部が残っている場合は、高たんぱく高カロリーな食事を続けることによりある程度再生されますので、肝臓の機能を残すことができます。
経皮的局所療法
経皮的局所療法(エタノール注入療法(PEI)やラジオ波焼灼術(RFA)など)については、がん細胞にエタノールを注入しがん細胞を死滅させたり、ラジオ波をがん細胞にあてて、熱でがん細胞を死滅させる治療法です。
傷跡が小さく患者の肉体的負担が少なくてすみます。比較的がん細胞が小さい場合に有効です。
肝動脈塞栓
肝動脈塞栓術
肝動脈塞栓については、がん細胞に栄養を送っている肝臓の動脈を塞ぎ、がん細胞を壊死させる方法です。がん細胞が大きく広範囲にわたっている場合に有効です。
ただしこの治療法だけでがん細胞を全滅させることは難しく再発リスクも高いので、他の治療法と併用するケースが多いです。
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いろいろな治療法がありますね。
医師の診断に従い、適切な治療を受けていくことがいいかもしれません。