肺がんの検査
病気のことを知ろうシリーズ☆
「肺がんの検査」
肺がんを発見するための検査の流れとしては、まず肺がん検診でも広く行なわれている「胸部X線検査」から始めることが一般的です。さらに喫煙年数の長い人は、痰を採取して調べる「喀痰細胞診」も受けます。
これらの検査で異常が疑われた場合は、引き続き「胸部CT検査」に移ります。CT検査では、胸部X線検査には写らない小さな腫瘍も写りますし、周りの組織への広がりもチェックできるため、肺がんでは必須の検査です。
特にヘビースモーカーなど、肺がんのリスクが高いと思われる方は、最初から個人的にCT検査を受けると安心でしょう。
そうして、肺がんの診断がほぼついた後は、転移の状況をより詳しく調べるために、MRI検査や腹部CT検査、PET検査などの全身を調べる検査を行ないます。
また骨転移を調べるために、骨シンチグラフィーという検査を行なうこともあります。
がんは、他の部位に転移しているかどうかによって、治療がまったく異なってきますので、がんの広がりを調べるための検査は必要不可欠です。
これらの検査の結果を総合的に考慮した上で、「ステージ(病期)」が決定されます。
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前回の記事では、
胸部X線検査や、CT検査で見つかると
お伝えしましたが、
やはり症状や喫煙の習慣などにより、
様々な検査方法があるのですね!
検査をしっかり受け、現状を知っていくことが
大切かもしれません。