がん予防情報☆

さまざまながん予防を紹介☆

ニンニクと愉快な仲間たち③

続く(∩´∀`)∩

引用元は①参照☆

 

アリシン(allyl 2-propenethiosulfinate)の正体は揮発性のイオウ化合物で、この成分がニンニクの幅広い薬理効果のほとんどに関与する重要な成分となっています。アリシンはビタミンB1と結合して、アリチアミンという物質に変化します。アリチアミンは活性持続型ビタミンとも呼ばれ、効率よく体内に吸収され新陳代謝を活発にし、エネルギーの生産力を高め、体力増強や抗疲労効果など様々な効果を発揮します。 さらに、 アリシンには各種のバクテリアやカビに対し強い抗菌活性を持っています。

Allium属のニオイの成分には血小板凝集阻害作用があり、シクロオキシゲナーゼ阻害作用などアラキドン酸代謝系に作用することが報告されています。例えば、ラッキョウ(生薬名:薤白)は、血小板凝集阻害作用や腹部を温め血行を良くする作用があり、狭心症などの心疾患に用いる漢方処方にも使用されています。

さらに、Allium属野菜は、発ガン過程のイニシエーションおよびプロモーションの両方の過程を阻害することが多くの実験系で示されており、ガン予防効果が注目されています。