卵巣がんの診断
病気のことを知ろうシリーズ☆
「卵巣がんの診断」
卵巣がんのように卵巣に腫瘍ができていると、医師の目視による視診や膣から指を入れて触診することにより確認できることが多いです。
腫瘍ができている可能性が高い場合は、超音波検査(エコー)・MRI検査・CT検査などの画像検査を行います。
超音波検査は、腹式と膣式の2種類があります。腹式の場合は、お腹の上に医療用のジェルを塗ってから、超音波を発するプローブという器具をすべらせ、子宮や卵巣の様子を確認します。
一方、膣式では細いプローブを経腟的に挿入し、子宮の向こう側に卵巣を見るような形で確認します。一般的に、腹式よりも膣式のほうが観察しやすく、卵巣の異常を高い確率で発見することが可能です。
また、CTやMRIは体の断面図を描き出す検査ですので、がんがどの程度、周りの組織に広がっているかをチェックできます。CTはX線、MRIは磁気を使用した検査です。
CTは多少の医療被ばくがある点がデメリットですが、検査時間が短く済みます。一方、MRIは被ばくの問題はありませんが、腹部の撮影だけでも20分~30分程度かかります。
どちらも転移の状況を調べるためには、非常に重要な検査です。
画像検査により腫瘍が確認できた場合は、腫瘍マーカー(血液検査)を行い悪性か良性か判断します。腫瘍マーカーで調べてもはっきりしない場合は、開腹して腫瘍の一部を採取し検査する場合もあります。
http://www.gan-info.com/33.html
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様々な検査方法があり、
より発見しやすくなっているのですね。