がん予防情報☆

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食道癌

食道がんの予防法は、端的にいえば「節酒」と「禁煙」に尽きます。

お酒の場合、適量であれば心身のリラックス効果があることも分かっていますので、既に体を壊しているのでない限りは「一滴も飲むべきではない」とまでは言えません。

ただし、ついつい適量を越えて飲んでしまう人が多いため、厳しい自己管理が求められます。

一般的な適正飲酒量は、ビールなら1日中瓶1本、ワインなら4分の1本、日本酒なら1合ほどです。ただしアルコールを代謝する酵素が少ない人では、さらに少なくしたほうが安全だといわれています。

その上で、週に2日はお酒を飲まない日を作るようにしましょう。

一方タバコは「百害あって一利なし」ですので、何歳からであっても禁煙するに越したことはありません。

特に「1日の喫煙本数×喫煙年数」で示される「喫煙指数」が400以上の人は、食道がんに限らずがんのリスクが上がるとされていますので、早めに禁煙するようにしましょう。