静岡県
日本でがん死亡率が低い街として、男女ともに静岡県掛川市が1位です。
住民のみなさん、毎日7杯以上はお茶を飲んでいます。
小学校の給食でもお茶を飲みます。
市役所には、お茶振興課まであります。
がん予防研究の第一人者、西合クリニックの済陽髙穂先生
「がん予防に効果的なのは緑茶です」
緑茶には、カテキンやビタミンCが含まれていて、体のサビつきを防止し、がん予防に効果があります。
細胞を傷つけ、がんの元になるのが活性酸素。この活性酸素を消してくれるのが緑茶に含まれるカテキンやビタミンCです。
それならば、静岡県内お茶生産ランキングで1位の牧之原市や、2位の島田市の方が、3位の掛川市より上になるはずですが、お茶所静岡県の中でも、何故、掛川市だけががんの死亡率が突出して低いのでしょうか?
済陽先生によると・・・
「掛川市で飲まれている緑茶『深蒸し茶』ががん予防に効果的なんです!」
実は、掛川市民が飲んでいるのは、緑茶の中でも深蒸し茶と呼ばれる特殊な製法のお茶
深蒸し茶とは、お茶の葉の蒸し時間を、通常の倍の時間をかけて作るお茶のこと。
深蒸し茶には、がんを予防するβカロテン、ビタミンE、クロロフィルが含まれています。