膵臓がんはなぜ「がんの王様」と呼ばれるのか
病気のことを知ろうシリーズ☆
「膵臓がんはなぜ【がんの王様】と呼ばれるのか」
すい臓がんは、前述した通り「がんの王様」と呼ばれるほど、がん全体の中でも予後が厳しいことで知られています。
ジャーナリストの竹田圭吾さんや、元横綱の九重親方(千代の富士)など、最近もすい臓がんで命を落とされた有名人がたくさんいらっしゃいます。
2015年の統計によると、すい臓がんの罹患者数は年間38,700人で、部位別がんの中では第7位となっています。一方、死亡者数を見ると年間32,800人となっており、こちらは部位別がんの中でも4位です。
罹患者数と死亡者数に大きな開きがない、つまり死亡率の非常に高いがんであることから、すい臓がんは「がんの王様」と呼ばれているのです。
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すい臓がんの死亡率がこれほど高い背景には、どのような理由があるのでしょうか?
次の記事に続きます。