がん予防情報☆

さまざまながん予防を紹介☆

腸内環境を整える☆③

続々続(≧▽≦)

 

腸内細菌の状態が抗ガン力に影響する】

腸内細菌は、腸管内の物質代謝を通して人の発ガンにも重要な影響を及ぼします。食事や薬物などを摂取すると消化管において消化・吸収されます。その際、多くの物質が腸内細菌によって代謝され、その結果生じるニトロソアミンフェノールインドール2次胆汁酸などは、発ガンのイニシエーターやプロモーターとして働き、大腸ガンなどの発生を促進します。

高脂肪食を摂取すると脂肪を消化するため胆汁の分泌量が多くなり、これが腸内細菌によって代謝されてプロモーター活性のある二次胆汁酸となるため、大腸発癌に促進的に働くことが知られています。ウェルシュ菌やクロストリジウム菌などのいわゆる悪玉菌といわれている腐敗菌は、腸内の蛋白質アミノ酸を腐敗させて発ガン物質を産生します。欧米型の高脂肪で繊維の少ない食事は腸内細菌による発ガン物質の産生を助長します。