がん予防情報☆

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柑橘類とがん予防④

続☆リモネン(*^^)v

 

アリゾナ大学医学部のハーキン博士らは、アリゾナ州の住民を対象に、柑橘類の摂取状況と皮膚ガンの発生状況を疫学的に検討しました。柑橘類の摂取と皮膚ガンの発生率との間に明らかな相関は認めれれませんでしたが、果皮も利用している人が住民全体の約35%いて、その人たちは果皮を摂取していない人たちに比べて皮膚ガンが約66%に減ったと報告されています。そして、柑橘類の果皮を食事に多く取り入れている人ほど皮膚ガンの発生が少ないということでした。果皮に含まれるリモネンやフラボノイド類やオーラプテンなどの総合的な効果が予想されます。柑橘類が乳ガンの予防に効果があることも報告されています。

リモネンなどの精油成分は、唾液や胃液の分泌を高めて消化吸収を促進し、食欲を高めます。副作用もほとんどないので、食事の中で柑橘類の皮を使うことはガンの再発予防にも有効です。ミカンの皮を千切りにして食べたり、皮ごとフレッシュジュースとすると、蒸発しやすい精油のガン予防効果を活用することができます。