がん予防情報☆

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柑橘類とがん予防③

まだまだヽ(^o^)丿リモネンヽ(^o^)丿

 

柑橘類の果皮の独特の香りは精油エッセンシャルオイルによるもので、その主成分はモノテルペン類リモネンです。柑橘類の果皮の精油成分の中でリモネンが90%以上を占めています。

リモネンにはラットの乳腺、皮膚、肝臓、肺、胃など多くの臓器における発ガン実験で予防効果が報告されており、ラットの乳ガンや膵臓ガンなどでガンを小さくする抗腫瘍効果も報告されています。

リモネンには、フェースII解毒酵素の合成を増やして発ガン物質を解毒する力を増強して発ガンのイニシエーションを抑制する作用、ガン細胞の増殖を抑制しアポトーシスという細胞死を引き起こしてガンの発育を抑制する抗プロモーション作用など、多彩なメカニズムで相乗的にガン予防効果を示し、予防だけでなく、転移や再発の予防、ガン治療にも効果が期待されています。果皮には様々なフラボノイドも含まれていて、抗酸化作用や抗炎症作用などによりガン予防効果を助けています。