がん予防情報☆

さまざまながん予防を紹介☆

生薬さらに☆③

ラスト~(*^^)v

ごま嫌いな人、友達にいたなぁww

 

引用:

抗酸化作用をもつ漢方薬や健康食品によるがんの予防

 

クロロゲン酸(3ーカフェオイルキナ酸)を始めとするカフェー酸誘導体は植物界に広く分布しています。艾葉(ガイヨウ、キク科のヨモギ)やその同属植物には、カフェー酸・クロロゲン酸・ジカフェオイルキナ酸類が多量に含まれており、これらはいずれも強い抗酸化作用が認められています。

カフェー酸の2量体であるロズマリン酸は、ヨーロッパで多く用いられているハーブのロズマリー(マンネンロウ)や薬用サルビア(セージ)などのシソ科植物の主要成分でもありますが、蘇葉(そよう)や夏枯草(かごそう)などのシソ科植物を基原とする生薬にも多く含まれています。このロズマリン酸にも強い抗酸化活性や抗炎症作用が認められています。

ゴマ油は酸化に対して安定ですが、それはゴマの種子に多量に含まれている含まれているリグナン類の優れた抗酸化作用によるものです。胡麻に含まれる成分セサミンが肝臓ガンの発生を抑える働きを持つことが、発ガン実験の研究で明らかになっており、その作用機序として抗酸化能が重視されています。五味子(ゴミシ)はチョウセンゴミシの果実を基原とする生薬ですが、この中にはシザンドリンやゴミシンなど多くのリグナン類が含まれていて、強い抗酸化力を持っています。薬用人参や柴胡や甘草などにはサポニン類が多く含まれています。これらのサポニンにも抗酸化作用があります。